2023/05/20 17:18

関節リウマチは免疫の異常により関節に炎症が起こり、関節の痛みや腫れが生じる病気です。

関節の変形や機能障害も進行する可能性があります。
主な症状は関節の痛み、腫れ、朝のこわばりです。手足の指や手首が最もよく影響を受けますが、肘、肩、膝、足首など他の関節でも症状が現れます。全身倦怠感、微熱、食欲低下などの全身症状や、皮膚の変化、眼の問題、肺の症状も起こることがあります。
病院では、炎症や痛みを軽減するためにステロイドや非ステロイド系抗炎症薬も使われるそうです。。

当院では鍼施術も行いますがお灸を使います。
お灸は、関節リウマチの炎症因子の放出を減少させ、モルヒネと同じような作用をする物質β-エンドルフィンが増え、痛みを和らげる可能性があるといわれています。

【参考文献】
〇一般社団法人日本リウマチ学会
〇SiyuTao : The Efficacy of Moxibustion on the Serum Levels of CXCL1 and β-EP in Patients wit Rheumatoid Arthritis .
published online 2021 Oct 13.