2023/04/19 13:21
頸肩のこりや張り・痛みで来院する方は多くいます。
人類は約3㎏の頭を頸肩にのせ、数キロの両腕を頸から吊り下げて起立・歩行するようになりました。絶えず曲げる・伸ばす・回すなどの運動をし、大切な器官もあり負担がかかります。文明の進歩や筋肉を酷使する、または運動不足も加わり種々の障害が生じるようになりました。
頸肩のこりや張り・痛みが筋肉や骨・神経の問題だけではないことがあります。
東洋医学からみた頸肩の症状もあります。
気血津液不足や停滞からくる頸肩の症状もあります。
なかなか治らない、イライラする、倦怠感、冷えなど別の症状もある場合は東洋医学的に見てみるとよいかもしれません。
(参考文献)
平沢泰介:「頚肩腕症候群」についてー整形外科的診断と治療ー.全日本鍼灸学会雑誌34巻2号(146~154):1984
林健太郎:頸・肩上部の肩こりに対する低周波鍼通電療法の効果ー治療頻度を考慮した検討ー.日本東洋医学系物理療法学会誌第41巻2号:2016
鍼灸療法技術ガイドⅡ